弱肉強食

 今日、とんでもねえ50代男性を見た。
私がスーツを買いに行った時の事…


『足元見てんだろう?俺が金持ってないと思ってるんだろう?…で、どうなの?お前は。お客様に対してそんな態度か?だから若い奴らは…』
『上司へのプレゼントなんだ。とびっきりお洒落にして。』
どうやら、上司へのプレゼントにオーダーシャツを注文したらしい。
だが、サイズが違ったらしい。


んもう。私は思わず振り返りました。
ダンロップのやっっっすいスニーカーに汚いポロシャツ。
傍らには、使い古した感じのビックカメラの「ビニール袋」(笑)


あー、もう。あなた。
本当にお金も無ければ、仕事能力も無いのね。
(本当に仕事ができる人ならば、こんな安いスーツ量販店で、何分も何十分も油売らないから。)


そのシャツは決してお洒落とは言いがたいものでした。
ケバケバしい、紫のステッチに…ゴテゴテのボタン。


こやつ、この年にして輩なのか…?
想像するに、場末のストリップ劇場のマネージャーか…?


店員さんは半ば呆れながらも頭を下げている。
しかし、さすがに言葉尻が怒りに満ちている…やっぱり耐えられんよね。


結局、私が店を出るまで、そのおっさんは延々と偉そうにきったない服装で指示していました。
悪いけど、自分のシャツなんだろうね、あれ。
先日オーダー⇒自分の無知でサイズが合わなかったから、切れ気味で来店⇒返品できないようなので作り直しを指示…ってとこでしょう。
ごねりゃあ何でもなるって思い込んでる大人ってみっともない。

こんな恥ずかしい大人が普通にご飯を食べて、仕事させてもらって、寝床にありつける。
日本社会ってどうかしてる。
その反面、素直で有能な若者が職に就けない。
ああ、本当に社会ってどうかしてる。